写真と詩のワークショップ

仕事に追われる日々。
気づけば、誰かと比べてばかりで、本当の自分の気持ちがわからなくなっていた。
でも、ふと夕焼けに涙が出そうになった・・・
そんな瞬間は、ありませんか?
「あのとき感じた何か」を、ちゃんと受け止めたい。
そんなあなたに贈る、写真と詩による「感性の目覚め体験」です。
言葉にならない感情を、誰かと共有できた記憶はありますか?
うまく言葉にできないまま、 胸の奥にしまいこんできた美しさや心が震えた瞬間。
それらは、 日常の中ではすぐに流されてしまいます。
けれど本当は、 それこそが私たちの「生きている実感」なのかもしれません。
自信が持てない。
このままでいいのかと不安になる。
この先が見えず、心細くなる。
それらの悩みの根っこには、
「言葉にできない自分自身とのズレ」が潜んでいるとしたら・・・
写真のその先の世界へ
忙しい日常の中で、ふとした瞬間に心が動く風景や写真に映る景色。
あなたはその「見えない世界」を、どれくらい感じ取ることができているでしょうか。
このワークショップでは、写真を通して内なる感性を深め、言葉で表現する力を育てます。
写真から見える世界だけでなく、その先に広がる世界を言葉にしてみませんか?
悩みを超える“詩という知性”
現代は、なんでもすぐに言葉で説明したり、はっきりと定義したりする時代です。
「これはこういうもの」「あれはこうあるべき」と、何でも細かく分けて分類しようとします。
新しい言葉や概念が次々に生まれる一方で、本当に伝えたいこと、大切にしたい感覚は、かえって言葉にできない。そんな息苦しさや違和感を抱えている人も、少なくないのではないでしょうか。
特に日本語には、空気や余白を大切にする豊かな文化があります。
それがいま、筋の通った説明ばかりが求められ、私たちはいつの間にかうわべだけの軽い言葉があふれる世界に、埋もれてしまいそうになっています。
これからの時代に必要なのは、論理で切り分けていく西洋的な「言語化」ではなく、日本語だからこそ育める余白や余韻・矛盾を内包する言葉で表現される力ではないでしょうか。
ここではそれを「感性言語」と呼びます。感性というのは、感覚的なもの。ですから、非言語領域であり、言語ではありません。感性言語というのは、非言語の言語です。
矛盾や曖昧さを許容し、時に論理のゆらぎも抱えながら、非言語の言語という限られた表現の中でも、どうにかして“本質”に触れようとする、人間らしい試みです。
詳しくは、体験会にてお伝えします。
人の内面に深く働きかける「詩」の作用
詩には、人の内面に深く働きかける独自の作用があります。
【1】思考力を育てる
限られた言葉の中に込められた意味を汲み取ることで、深い読解力と論理を超えた洞察力が磨かれます。また、一つの詩には、読む人の数だけ解釈があります。その多義性に触れることで、一つの正解にとらわれない柔軟な思考力が鍛えられます。
【2】感性が豊かになる
詩は、曖昧さや矛盾をそのまま抱えた表現です。「言葉にならないもの」を無理に説明するのではなく、示唆することで余白ごと伝えるという、独特の伝達方法を持っています。そのため、普段は見過ごしている感覚や記憶を揺り起こし、繊細な感受性を目覚めさせる働きがあります。
【3】視点が変わる
詩人の鋭い観察や感受性に触れることで、目の前の現実を一方向からではなく、多角的に、重層的に捉える思考の柔軟性が養われます。
【4】表現力が洗練される
詩は、音・リズム・言葉の選び方など、「美しい」言語表現の極みです。その体験を通して、美を感じる力、言葉を丁寧に扱う習慣が養われ、あなたの言葉に深みと余韻をもたらします。
【5】思考が癒される
日常から少し離れて、詩の世界に身を置くことで、思考と感情を一度、静かに整える時間が生まれます。
こうした詩の作用は、現代に必要な「内なる豊かさ」を育てる学びでもあります。
この体験会では、こんな変化が得られます
・忙しい日常では気づけなかった景色と言葉に触れられる
・詩や写真を通じて、感じたことを丁寧に言葉化する感覚を味わえる
・正解のない表現の中で、安心して「自分自身」を見つめられる
・日々の見え方が変わり、言葉に奥行きが生まれる
言葉の感受性が、あなたの未来を変える
詩は、論理や常識の枠にはまるのではなく、詩の行間に漂う気配や見えにくい背景の構造を感じ取ることができます。
詩の世界に触れることで、あなたは、他人の価値基準や常識から一歩引き、 ”本当は自分がどんな世界を生きているのか” に気づきはじめます。それは「ありのままの自分を認める」という表層的な話ではありません。
詩によって磨かれる知性と感性とは、誰も気づかない背景や微細な空気の変化を感じ取り、世界の奥行きを捉える感受性を研ぎ澄ませる力です。
この知性と感性の間にある「感性言語」が育ったとき、あなたはもう、人からの評価や状況に振り回されず、しなやかに、確かな自信をもって、自分の歩みを進めていけるようになります。
詩を通じた「感性言語を研く」体験は、忙しく働く女性たちが直面する「この先どう生きるか」という問いに対しても、揺るぎない自分軸を築く力となるのです。
写真を通して詩をつくる「真美写真」
それは、「感じて、言葉を生む」体験です。
私たちが普段目にしている写真は、真実を「写したように見える」もの。しかし、それはほんとうの「真実」なのでしょうか?
レンズの向こうに何を写すか。どこを切り取るか。それはいつだって、撮る側の意図によって選ばれています。
シャッターを切る前に生まれる世界を“ある理論”を背景に写しだす、まったく新しい写真のあり方をお伝えします。
※ 写真の撮り方などの技術の話をする場ではありません。写真の知識は不要です。どなたでもご参加いただけます!
体験会では、あなたの感性に問いかけます
ある2枚の写真を見比べながら、「どっちがREAL(現実)か、どっちがFACT(事実)を撮った写真か?」を感じていただきます。
正解はありません。でも、感じた“違和感”こそが、あなた自身を写す、最初のレンズになるかもしれません。
こんな方におすすめです
・自分に自信が持てないと感じる方
・もっと深く自分を表現したいと思っている方
・日常の忙しさから離れて、自分と向き合う時間を持ちたい方
・創造的思考を育み、人生の質を高めたい方
・微細な感覚や機微を言葉にする力を磨きたいと思う方
ワークショップ内容
①事前にお送りする写真について、当日、参加者の皆様と一緒に見ながら感想を共有します
②感想シェア後に、まったく新しい捉え方ができる「理論」についてお話します
③写真から広がる物語を、詩というかたちで綴ってみる
・詩や写真の経験は不要です。
・評価や正解を求める時間ではありません。
・他の参加者と比較されることはありません。
安心してあなたの言葉を見つけてください。
参加者の声
・最初はドキドキしましたが、とても心地よい時間でした。思ったことを言葉にするのは、思っている以上に難しいと思いました。
・詩を発表するのが少し恥ずかしかった。普段そうやって自分の気持ちに蓋をしているのかもしれないと思った。
・昔の自分を思い出して懐かしくなりました。いつの間にか忘れている感覚だった。
・詩なんてはじめて。でも、自分の中にこんな感覚があったんだ、と気づかされました。
・毎日をただこなすだけだったけど、景色が少し人と違って見えるようになった。
参加することで得られる変化
このワークショップでは、「劇的な変化」を約束するものではありません。ですが、確実に日々の景色の「見え方」が変わり、心がより深く感じ取れるようになります。
これからの時代、感性と表現力はますます重要なスキルとなります。自分自身のことばを磨き、感じたことを表現することで、より豊かな人生が開けるはずです。
主催:真美研究所について
「真美写真」は、真美研究所が主宰しています。真美研究所は、「国ととともに人文知を守る」という理念のもと、哲学、美学、文学に代表される人文知の普及推進に取り組んでおり、この企画もその活動の一環です。ともに学び、考え、伝える力を身につけるための会員制コミュニティです。
主宰:豊田ふみこからのメッセージ
この体験会で大切にしているのは、自分の感じたことを自分の言葉で語るということ。他人の目や評価ではなく、あなた自身の感受性を信じて、言葉を編んでみる時間です。そこに正しい答えなどありません。 あるのは、あなたの物語だけ。
知識を並べるのではなく、 静かに湧きあがってくる「なにか」を感じる力。 それこそが、これからの人生を照らす光になると、私は信じています。
あなたの中に眠っている「まだ言葉になっていないもの」に、耳を澄ませてみませんか?
開催概要
【内容】写真と詩のワークショップ 「あなたの知らない写真がある- 真美写真」
【日程】6月8日(日)6月14日(土)6月22日(日)
13:00ー15:00
【場所】ZOOMオンライン
【参加費】3,300円(税込)
研究所概要
名称 | 真美研究所(シンビラボ) |
英文社名 | SHINBI Lab. |
運営会社 | 株式会社LuGEND |
所在地 | 〒102-0074 東京都千代田区九段南一丁目5番6号りそな九段ビル5F |
代表 | 豊田ふみこ |
協力機関 | 東京官学支援機構、東京美学倶楽部、三思文学 |
特別顧問 | 山本雄一郎 (東京官学支援機構本部長、東京美学倶楽部主宰、三思文学主宰、美禅院初代住職) |