役割を手放したあと、
「次の自分」を急いで探さなくてもいい。

これまで人を支え、
社会の中で役割を果たしてきた女性へ。

『まだ名前のない時間』 

リクエスト開催決定!!
2026年10月31日 (土) 13:00〜15:00
東京銀座
10名限定 残6名

夕暮れの改札を抜けるとき、
ふとポケットの中の
スマートフォンの軽さに気づく。

かつては、
会議の予定で埋まっていた手帳。
部下から届く相談。

誰かからの
「どうしたらいいですか?」

それに答えることが、
いつの間にか、
自分の居場所になっていた。

頼られることの重みは、同時に、
自分がこの社会の確かな構成員である
という誇りでもあった。

けれど、
静かにその手綱を手放す日が訪れる。

手帳から埋まっていた予定が消え、
急いで向かうべき場所がなくなった朝。

自由を手に入れたはずなのに、
ふと足元が浮くような感覚に襲われる。

そんなとき私たちは、
つい「次」を探します。

新しい仕事。
新しい役割。
新しい居場所。

「第二の人生」
「本当の自分」
「これからの使命」

そんな言葉を手がかりに、
これから何をすればいいのかを考える。

けれど、もしかすると、

「次の自分を探す」
ということ自体が、

これまでの生き方の続き
なのかもしれません。

私たちは、
何かが起きると、
すぐに意味を探します。

これは何を意味するのか。
私はどうするべきなのか。
これから何を目指すのか。

言葉にして、整理して、
答えを見つけようとする。

それは、
これまでの人生を支えてきた
大切な力でもありました。

けれど、世界には、
言葉になる前のものもあります。

風が吹く。
光が揺れる。

理由はわからないけれど、
なぜか心が動く。

そんな小さなものを、
すぐに意味づけせずに、
そのまま受け取ってみる。

そこには、
これまでの「役に立つこと」や
「答えを出すこと」とは、
少し違う知性があります。

何者であるかを
言葉にすることではなく、

目の前の世界を、
ただ受け取ってみること。

今回の時間では、
そんな世界に少しだけ触れてみます。

人生の次を、
すぐに決めなくてもいい。

人は古くから、

答えを出すこととは別に、
世界を眺め、機微を受け取り、
まだ名前のないものに触れるための
営みを育ててきました。

そのひとつが、
「詩」です。

ただ、ここでいう詩とは、

趣味として楽しむものや、
感情を吐き出すためのもの
でもありません。

これまでとは少し違う場所から、
自分と世界を眺めてみる。

そのためのひとつの入り口として、
「詩」を用います。

詩を理解するためではありません。

いつものように意味を決めたり、
答えを探したりするのではなく、

目の前にあるものを、
意味をつけずに、そのまま受け取る。

その小さな体験をしてみます。

「次の一歩」を支えてきた人が
「次の一歩」を問い直した

これまで1万人以上の
女性のキャリアに向き合い
「次の一歩」に伴走してきた大城さん。

人の話を聴き、
問いを投げかけ、
その人の未来を
一緒に考えてきたからこそ、

あるとき、
ひとつの問いに出会いました。

「そもそも、私たちはなぜ、
次の自分を探し続けるのだろう。」

今回の時間では、
大城さん自身の体験を伺いながら、

「これから何をするのか」を
すぐに決めるのではなく、

いったん、
自分を決めている言葉から
少し離れてみます。

目の前にあるものを見て、
詩を読み、
自分には何が見えたのかを受け取る。

そして、
それを誰かと話してみる。

答えを見つけるためではありません。

まだ名前のないものを、
まだ名前のないまま、

少し眺めてみるために。

言葉になる前の世界に触れる

ワークショップの内容

【01】私たちが生きている世界を哲学の視点から眺める

「仕事」「母親」「役職」「定年」「第二の人生」「自分らしさ」。

私たちは、日々たくさんの言葉を使って、自分や世界を捉えています。

まずは、身近な言葉を入り口に、私たちがどんなふうに世界を見ているのか、少し眺めてみます。

【02】「次の一歩」を支えてきた人が、問い直したこと

これまで1万人以上の女性のキャリアに向き合い、「次の一歩」を支えてきた大城さん。

人が次の役割へ進むことを支えてきたからこそ、その先で出会った、「そもそも、なぜ私たちは次の自分を探し続けるのだろう」という問いがあります。

大城さん自身の体験を伺いながら、「役割の先」にある時間について考えてみます。

【03】言葉になる前の世界を体験する

一つの問いを受け取り、言葉や詩に触れてみます。いつものように意味を決めたり、答えを探したりするのではなく、目の前にあるものを、少し違う場所から眺めてみます。

そこには、これまでとは少し違う「知性」のあり方があるかもしれません。

※ 詩の世界に触れたことがない方も、安心してご参加ください。詩を「理解する」のではなく、詩を通して、世界そのものに触れてみます。

これまで人を支え、
社会の中で役割を果たしてきた女性へ。

『まだ名前のない時間』 

 日時:2026年10月31日(土)
    13:00〜15:00

 会場:東京都内・銀座

 定員:10名限定(先着順) 残6名

 参加費:税込 5,500円

 持ち物:筆記用具

こんな時期にいるあなたへ

・長くキャリアを積み、ひとつの役割を終えようとしている
・新しい目標を探すことに少し疲れている
・自分自身を深掘りすることとは違う方法で、世界に触れてみたい
・定年や役職の変化を前に、これからを考えている
・人を支える側として頑張ってきた

Speakers

大城京子

余白会主宰
東京美学倶楽部 上席研究員
株式会社ベターパートナーシップ 代表取締役
人材開発コンサルタント、研修講師、システムコーチ

女性のキャリアや人材育成に長く携わり、これまで1万人以上の女性のキャリア研修を実施。

その中で、「がんばっているのに、なぜか前に進めない」「自分が弱いから、できないから」と自分を責めてしまう女性の多さに気づく。

「問題は本人ではなく、そもそもの前提にあるのではないか」

そんな問いを抱き、哲学・美学・文学などの人文知を探究している。

主宰

豊田ふみこ

真美文藝 主宰 
東京美学倶楽部 上席研究員
株式会社LuGEND 代表取締役

15年以上にわたり、経営者・起業家の思想や美意識を、装いや写真を通して、「その人を、どう見せるか」という仕事に携わる。

現在は、「人をどう見せるか」から、「その人には、世界がどう見えているのか」の探究へ。

哲学・美学・文学などの人文知を背景に、会員制コミュニティ「真美文藝」を主宰。

役割の先に、
何があるのか。

その答えを持ち帰るための
時間ではありません。

これから何をするか、
何者になるかを決めるのでにありません。

ただ一度、
普段とは少し違う場所から、
自分と世界を眺めてみる。

そのとき、
これまで見えていなかったものが
見えてくるかもしれない。

そんな時間を、
ご一緒できればと思います。

まだ名前のない時間を、
一緒に過ごしてみませんか。